新井、全力疾走で通算1000得点 史上41人目
「巨人4-6広島」(25日、東京ドーム)
全力疾走が生んだ節目の得点が、勝利につながった。広島・新井がプロ野球史上41人目の通算1000得点を達成。史上6番目の高齢となる39歳6カ月、2197試合目での達成は、大島康徳(日本ハム)の2347試合に次ぐスロー到達でもあった。
4点を追う六回無死一塁から三ゴロに打ち取られたが、併殺を免れる激走で一塁に残ると、暴投で二進。鈴木の中前打で三塁を蹴って反撃開始となる1点目のホームを踏んだ。
「全力疾走をするのは当たり前。2000本(安打)、300号(本塁打)に続いてみんなのおかげで勝ち試合になった。それが一番うれしい」
逆転した九回には中前適時打を放ち、2点リードに広げた。「自分に回してくれて気合が入った」とチームメートに感謝した。