緒方監督も絶賛「すごい集中力をみせてくれた」 延長戦制して4連勝
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「中日4-11広島」(27日、ナゴヤドーム)
広島が延長戦を制して4連勝。2位・巨人がDeNAに敗れたため、優勝マジックは「14」になった。
4-4の延長十回だ。2死から石原がショートへの内野安打で出塁すると、松山が四球を選び、続く田中も左前打で続いた。すべての塁が埋まった絶好機で、前日に決勝打を放った菊池が勝ち越しの中前適時打。丸の押し出し四球で加点すると、新井のグランドスラムや鈴木の1試合2本目となる21号ソロで突き放した。
打者10人の猛攻で一挙7得点。今季の戦い方を象徴するような勝負強さを発揮し白星をもぎとった。緒方監督は「2死走者なしから、いい攻撃をしてくれた。選手の頑張り以上と言ったらアレだけど、すごい集中力をみせてくれた。野手も投手も、この頑張りは大したもの。素晴らしい」と最大級の賛辞を送った。