福井が2軍戦で5回1失点と好投 CS先発へアピール
「ウエスタン、広島2-1阪神」(16日、由宇球場)
広島の福井優也投手(28)が首痛で出場選手登録抹消後、初めて公式戦に先発。5回を投げて4安打1失点と好投した。
最速146キロの直球を軸に変化球を織り交ぜながら虎打線に的を絞らせなかった。四回は、2死から西田を四球で出塁させると、続く清水に左中間フェンス直撃の適時二塁打を浴びて先制されたが、最少失点で切り抜けた。
「(首は)全く影響はない。無駄な四球もありましたけど、その後をしっかり抑えることができた。ある程度、思った所に投げることができた」と手応えを口にした。
CSファイナルSでの先発はジョンソン、野村、黒田が当確。4人目以降はまだ決まっていない。薮田、岡田らと争いは続くが、福井が力強い投球でアピールした。