今季ワーストに並ぶ4連敗 阪神・藤浪打てず緒方監督「手は打ったが上回られた」
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「広島1-4阪神」(22日、マツダスタジアム)
広島は5安打1得点と打線が振るわず、投手陣も踏ん張れずで、今季ワーストに並ぶ4連敗となった。
リーグ単独トップを狙った先発のジョンソンは、7回6安打2失点で7敗目(15勝)。四回、北條に先制アーチを浴びると、六回には上本にソロアーチを許した。今季5度目の阪神戦登板で初被弾。勝負どころで制球が甘くなった。
打線も今季4勝無敗の藤浪の前に沈黙。2点ビハインドの七回、1死一、三塁をつくったが安部が三邪飛、代打新井も三飛に倒れて無得点に終わった。九回、鈴木の28号ソロで1点を返したが、そこまでで完投を許した。
緒方監督は藤浪について「よかった。ああいういい投球をされたら、打ち崩すのは難しい。手を打ったが、それを上回られた」と話した。今季残り3試合。10月12日から始まるCSファイナルSに向けて、打線の復調が不可欠だ。