鈴木誠也 自然体で30発だ!29日先発のG田口撃ちでCSに弾み
広島・鈴木誠也外野手(22)が28日、残り2試合に全力で臨むことを誓った。29日・巨人戦(東京ドーム)は、CSファイナルSで対戦する可能性がある田口が先発予定。左腕を打ち砕き、本番へ弾みをつける。
今季、チームは田口に対して3勝2敗と勝ち越しているものの、後半戦の3試合は、防御率1・83に抑えられている。打線が苦戦する中、若鯉は16打数7安打、1本塁打、打率・438と高い成績を残す。
「特に意識していることはない。たまたま結果が出ているだけです。CSになればシーズンと違った攻め方をしてくると思うので、いつも通り打席に入りたい」と気を引き締めた。
今季は飛躍的な成長を遂げた鈴木。30本塁打もあと1と目前に迫る。だが「あまり意識はしていません。結果的にホームランになってくれればいい」。関心を示さず、平常心を強調した。
この日は、全体練習に参加。マツダスタジアムに隣接する室内練習場で、打撃練習やダッシュなどで汗を流した。「まだレギュラーでもないので、結果を出さないといけない。(試合に出始めて)1年目ですし、3年ぐらい出続けないとレギュラーとは言えない」。気を緩めることなく、前へ進み続ける。