侍ジャパンに広島から4選手が選出 最多勝の野村、「神ってる」鈴木ら
野球日本代表「侍ジャパン」が11月に行う強化試合(10、11日・メキシコ戦、12、13日・オランダ戦)のメンバーが18日、発表され、セ・リーグ優勝の広島からは野村祐輔投手(27)、中崎翔太投手(24)、菊池涼介内野手(26)、鈴木誠也外野手(22)が選出された。
中崎、鈴木はトップチーム選出は初。代表常連の菊池に加え、シーズンで好成績を残した3人が日の丸を背負って戦う。
野村は今季16勝を挙げて、最多勝と最高勝率の2冠を達成。DeNAと戦ったCSファイナルS第2戦(13日)でも6回3安打無失点と安定感が光った。抜群の制球力に加えて、多彩な変化球を駆使する投球で25年ぶりのリーグ制覇に大きく貢献した。
また、「神ってる」鈴木は、リーグ2位の打率・335、29本塁打、95打点をマーク。将来、代表チームの主軸として、小久保監督の期待も強い。「光栄なこと。少しでも貢献したいと思います」と鈴木。
中崎は今季61試合に登板。リーグ2位の34セーブに加え、防御率1・32と安定した成績を残した。「緊張はあると思いますが、みんなに迷惑を掛けないようにしっかり頑張りたい」と意気込みを口にした。