緒方監督がドラフトくじ引き役 1位指名競合なら初の大役
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広島の緒方孝市監督(47)が、20日のドラフト会議で1位指名が競合した際、クジ引き役を担うことになった。松田元オーナー(65)が19日、「もしそうなれば監督」と説明。昨年は岡田の単独指名だった。監督として3度目のドラフト会議出席で、クジ引きとなれば初の大役になる。
就任当初の一昨年ドラフトは、1位で早大の有原(現日本ハム)を指名。4球団による競合となり、担当の尾形スカウトがくじを引いたが、外れた。3年前のドラフトでは、3球団の競合となった大瀬良を、担当の田村スカウトが引き当てた。監督がくじを引くとなれば、12年の野村前監督以来4年ぶりだ。
この日のスカウト会議で、創価大・田中正義投手(4年)の指名を確認。5、6球団の競合が予想されるが、競合覚悟で大学ナンバーワン右腕の獲得に挑む。来季の連覇、常勝軍団形成へ、ドラフトで金の卵を獲得する。