岩本、大谷撃ちの“切り札”だ 攻略のカギを握る左打者
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「日本シリーズ・第1戦、広島-日本ハム」(22日、マツダスタジアム)
広島の岩本貴裕外野手(30)が21日、マツダスタジアムでの全体練習に合流した。日本ハムの第1戦先発は大谷。カギとなるのは左打者だ。ジョーカー的役割でチームに流れを呼び込む。
20日まで参加していたみやざきフェニックス・リーグを切り上げ、急きょ帰広した。「せっかく日本シリーズに呼んでもらって、こういう機会をいただいた。チームの勝ちに貢献したいと思います」と決戦に向けて意気込みを示した。
今季は27試合に出場し、打率・333。限られたチャンスの中で勝負強さを発揮した。「下(2軍)で打撃力向上を目指して、やってきた。打つことに関して確率を上げることもそうですけど、もう一度状態を戻すことを考えた」。大舞台へ向けて準備は万端だ。