ジョンソン、お立ち台で松山に無茶ぶり「後の質問は松山が歌ってから」
「日本シリーズ・第1戦、広島5-1日本ハム」(22日、マツダスタジアム)
25年ぶりに日本シリーズに出場した広島が、投打がかみ合って先勝した。打線は日本ハム先発・大谷から3点を奪うなど、相手投手陣を攻略。先発のジョンソンは6回2/3を投げて9安打を浴びながら1失点で試合をつくった。
お立ち台に上がったのはジョンソンと、四回に大谷からソロを放った松山。まずジョンソンが質問に答えたが、「チーム一丸で勝った試合。あとの質問は松山が歌を歌ってからにしたい」と、横にいる松山にむちゃぶり。ファンも沸き、インタビュアーも松山に「本当にふってもいいんですか?」と水を向けたが、松山は「いや、まだ…」と拒否。そのままインタビューが続いた。
ジョンソンは「日本ハムは本当にいい打線で、粘り強くカウントを整えてきていた。球数も増え、コーナーコーナーを突いて歩かせることもあったが、決めなければいけないところでボールを投げきれた」と振り返った。
松山は大谷との対戦に「球速いっすね。本当にビックリしました」と言いながらも、1-0で迎えた四回のソロに「点が欲しいところでああいう形で打てたので、本当によかったです」と自画自賛。初の日本シリーズで「試合始まってから足がガクガクしていたんですけど、ファンの声援が力になりました」と、本拠地を埋めたファンに感謝した。最後は「鹿児島にいるじいちゃん、ばあちゃん、きょうもやったよ」と、いつものセリフで締めた。