緒方鯉の首脳陣 来季も全員留任 セ連覇&日本一へ!変わらぬ信頼
広島が24日、緒方孝市監督(47)が就任3年目を迎える来季の1、2軍コーチ陣を発表した。迎祐一郎打撃コーチ補佐(34)が打撃コーチに昇格、選手兼任だった倉義和2軍バッテリーコーチ(41)は現役引退に伴いコーチ専任となった。25年ぶりのリーグ優勝を果たし、指揮官からの信頼も厚いスタッフが全員留任。リーグ連覇、日本一へ首脳陣も一丸となって悲願達成を目指す。
緒方政権3年目も強力な布陣で臨む。リーグ連覇、日本一を目指す来季。コーチングスタッフの顔ぶれは25年ぶりの“セ界制覇”を果たした今シーズンと同じだ。
迎打撃コーチと、倉2軍バッテリーコーチの肩書は変わったが、1、2軍の全コーチが留任。入れ替えも配置転換もなかった。鈴木球団本部長は「監督からの要望も特にはなかったし、われわれとしてもこの体制でもう1年やろうということになった。お互いに意見し合って、風通しがいいスタッフだった」と説明した。
今季、チームは投打でセ・リーグのライバルを圧倒。チーム打撃成績では打率・272、153本塁打、649打点、118盗塁、チーム投手成績でも防御率3・20など、いずれもリーグトップの数字を残した。
来季はこれをさらに上回る成績を残すのが目標だ。変わらず指揮官の参謀役を務める高ヘッドコーチは「(今季)結果を出せたので、一丸となってやっていきたい」。東出、迎両コーチとともに、今季と同じ3人体制で臨む石井打撃コーチも「やることは変わらない。頑張ります」と意気込んだ。
リーグ優勝の喜びと同時に、日本シリーズで敗れた悔しさもスタッフ全員が共有する。来季こそ、首脳陣も一丸となって頂点を目指す。