【一問一答】MVPの新井、黒田から「帰ってきたら胴上げしてやる」
「NPBアワーズ2016」(28日、グランドプリンスホテル新高輪)
セ・リーグ最優秀選手(MVP)に広島・新井貴浩内野手(39)が選出された。39歳シーズンのMVPは、2リーグ分立後ではセ・リーグ最年長記録。会見では喜びを口にした。コメントは以下の通り。
-おめでとうございます。
「自分でもビックリしています。自分が取った賞じゃなく、取らせていただいた賞」
-セ・リーグ最年長受賞。
「歳は取ってますが、少しは自分を頑張ったな、とほめてあげたいなと思います」
-誰に伝えたい。
「本当にファンの皆さんです。ヨシ、やるぞという気持ちにさせていただいた。おかげさまです、という気持ちです」
-ファンの存在は。
「ありがたい存在です。一度、広島を離れていますから。昨年帰ってきて初めての打席は大歓声。本当にうれしかったですし、今度は自分が感動をもらったので与えようと。ですから、体が動いてくれたと思います」
-黒田選手からの言葉は。
「おめでとうと言ってもらったが、ガッツポーズして出て行けとか、帰ってきたら胴上げしてやるとか、そんな言葉です(笑)」
-勝負強さで心掛けていることは。
「前を打つ打者が重要。浩輔(田中)、キク(菊池)、丸のおかげで100打点超えることができた」
-大谷選手は。
「すごい選手だと思う。まだまだ可能性を秘めた、素晴らしいポテンシャルを持ったすごい選手です」
-来季に向けて。
「25年ぶりに優勝して、記憶にも記録にも残る1年だった。来年は厳しく、険しい道になると思う。若手と一緒になって、日本一の頂に登ることができたらと思います」