広島・菊池、最多得票でGG賞 補殺ベスト3独占の驚異の守備力
「三井ゴールデン・グラブ賞」の授賞式が29日、都内のホテルで開催された。25年ぶりにセ・リーグを制した広島からは鈴木誠也外野手(22)ら4選手が選ばれた。4年連続4度目の受賞となった広島・菊池涼介内野手(26)は、257票を集め、両リーグ最多得票だった。
今季は525補殺で、2014年の535、13年の528に次いで、歴代補殺数ベスト3を独占。4失策で守備率・995と、驚異的な守備範囲に加えて、堅実さも際だった。壇上では「記者のみなさん、ありがとうございます」と笑いを誘い、高い守備力について「高校時代、ひたすらノックを受けてきた」と解説。来季以降の連続受賞に「頑張ります!!」と力強く誓った。
今シーズン最高のプレーとして、5月21日の阪神戦(甲子園)のプレーを挙げた。へイグが放った頭上のライナーを大ジャンプして捕球。「今までやってきた中で一番高く飛べたんじゃないかなと思う。上に飛ぶということは、なかなかプレーでも少ないので」と振り返った。