緒方監督「神ってる」は家庭での会話から引用

 今年の世相を反映した言葉を決める「2016ユーキャン新語・流行語大賞」が1日、発表され、25年ぶりにリーグ優勝した広島・緒方孝市監督が劇的な活躍をみせた鈴木誠也外野手を評して発した「神ってる」が年間大賞を受賞した。受賞者は緒方監督と鈴木。

 緒方監督は優勝旅行出発前に吉報を聞いた。広島空港で報道陣の取材に応じ「大変、驚いた。まさか、まさか、大賞に選ばれるとは思っていなかった」と目尻を下げた。

 6月18日のオリックス戦(マツダ)で、鈴木が史上10人目となる2試合連続サヨナラ弾を放った。試合後の記者会見で「今どきの言葉でいうなら『神ってる』ね」といったのが始まりだ。「(家での)会話の中で聞いた言葉を使っただけ」だったが、その後チームの快進撃にも使われるようになり一躍、脚光を浴びた。

 日本ハムに敗れ、日本一こそ逃したものの、悲願のリーグ制覇を成し遂げた。89勝のうち、実に45勝が逆転勝利だ。「優勝したことなど、今年の(チームの)勢いを示している」と再び笑顔をみせた。

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