新井、護摩行同行の堂林に親近感「昔の自分と似ている」
広島・堂林翔太内野手(25)が3日、大先輩のすべてを吸収して8年目の来季へ臨むと誓った。今オフは新井貴浩内野手(39)に弟子入りし、ジムでの合同トレーニングだけでなく護摩行にも同行して復活を目指す。
新井は護摩行に同行させる堂林について「自分にできることは協力する」と期待した。数年前から「昔の自分と似ている」と、親近感を抱いていた後輩。言葉、姿から悲壮な覚悟を感じ取った。結果は本人次第。だが、自身の経験、考えは惜しまず還元する。
石井、東出両打撃コーチからも指導許可を得ており、優勝旅行出発前にも話をして、本気度を肌で感じ取った。「相当、やるぞという気持ちになっている。来年が楽しみ。本当に魅力がある選手だし、いいものを持っている」。出てこい、堂林。チームに必要な存在だと確信している。