ドラ2高橋昂 体の質は巨人・杉内以上 初ブルペンでしっかりアピール
広島のドラフト2位・高橋昂也投手(18)=花咲徳栄=が15日、廿日市市の大野練習場での新人合同自主トレで初のブルペン入りを果たした。捕手を座らせ、直球、スライダー、フォークを29球。丁寧にコースに投げ分けた。「7、8割くらいの力で投げました。指のかかりとか今の状態を確認できた」。伸びのあるボールで室内練習場に乾いたミット音を響かせた。
見守った川端編成グループ長は「平均台の上で投げているよう。軸があれだけしっかりしている高校生はいない。体の質(幅)は(巨人の)杉内よりも大きい」と目を細めた。
春季キャンプで1軍、2軍どちらに帯同するかは決まっていないが、「自分のいい状態に近づけていきたい」と前を向いた高橋昂。順調に調整を進め、首脳陣にアピールするだけだ。