中崎キャンプ中に決め球マスター チェンジアップかフォークが候補
広島・中崎翔太投手(24)が26日、キャンプ中のウイニングショット習得に意欲を示した。決め球候補はチェンジアップ、フォークなど落ちる球種。投球の幅を広げ、奪三振増につなげる考えだ。
「三振が欲しいところで取りたい。周りの人と比べて決め球がないのが劣っている。三振を増やして、効率よくアウトを取りたい」
昨季の奪三振率は7・92。DeNA・山崎康(奪三振率9・52)や阪神・マテオ(同・9・16)らライバルの守護神の数字を下回った。今季は打たせて取る投球からさらに投球を進化させる。
この日は、先乗り自主トレに参加して初のブルペン入り。直球のみ35球を投じた。「今の全力です。これから上げていければいい」とキャンプインを見据えていた。