下水流 出場機会求めて一塁もやる 「準備はしたい」
広島・下水流昂外野手(28)が30日、宮崎・天福球場での先乗り自主トレを打ち上げ、一塁守備への準備を整えた。高校時代以来となる一塁に「内野は難しい」とこぼしながら、自主トレ期間中のノックでは一塁を守り続けた。もちろん、本職の外野で定位置奪取を狙うが、「どうなるか分からないけど、準備はしたい」とキッパリ。出場機会を求めて、キャンプでの一塁練習も視野に入れる。
昨季、左投手に対して打率3割をマークした左キラーは、現実を受け止めている。レギュラー奪取へ右投手攻略は1つのテーマ。「打たないと次はない。しっかりやったら、(首脳陣が)右(投手)でも使おうとなると思う」。自主トレ初日の状態と比較すると、打撃の状態は右肩上がり。「だいぶいい感じになってきた。1年間、1軍にいられるようにしたい」。左右両投手を打って出番を増やす。打棒と同時に守りも固める。