誠也“チーム1号”フリー打撃で特大弾 WBCに向け「バットは振れている」
「広島春季キャンプ」(4日、日南)
広島・鈴木誠也外野手(22)が“チーム1号”を放った。大瀬良と対戦したフリー打撃で、バックスクリーン中段にぶち当てる特大弾。それでも「打球の行方は見ていない。打球うんぬんじゃない」と振り返った。
投手との対戦は、この日が初めて。本塁打よりも大事にしたのが「自分のスイングをすること」。18球中、安打性の当たりは、この1本だけだが「満足しています。あとは前に飛ぶかどうかだけ」。積極的にバットを振り抜けたことで、試合へ向けての第一ステップをクリアした。
3月のWBC開幕が約1カ月後に迫った。「焦りはないです。バットは振れている。ケガをしないようにやっていきたい」。調整は順調に進んでいる。