鯉ドラ3床田もいい!内角直球光り42球中安打性4本
「広島春季キャンプ」(7日、日南)
広島のドラフト3位・床田寛樹投手(21)=中部学院大=が、初めてのフリー打撃登板で即戦力の名に恥じない投球を見せた。いずれも左打者の丸、庄司、西川に計42球を投げ、安打性の当たりを4本に抑えた。
武器とする多彩な変化球は、直球の力強さがあってこそ。この日は30球が直球だった。内角への投球で詰まらせファウルとなる場面も多く「コースもいいところに行った。初めてにしてはよかった」と手応えを口にした。
緒方監督は「打者が打ちにくそうにしていた。どんどん次のステップに進んでほしい。楽しみ」とにっこり。左腕は「甘くなると打たれると感じた。ブルペンで投げ込んで、課題を克服していきたい」と、反省を忘れずさらなる成長を誓った。