堂林“新井打法”に手応え「自分のスイングできている」

 「広島春季キャンプ」(9日、日南) 

 広島の堂林翔太内野手(25)が、春季キャンプ第2クールを終え“新井打法”に手応えを感じていることを明かした。「投手に対して、思っていたよりも自分のスイングができている」と納得の表情だ。

 今オフは新井に弟子入りし、打撃指導を仰いだ。今では投手側にバットのヘッドを傾けた立ち方や足の上げ方など師匠そっくりな打撃フォームになった。

 これまでの成果を感じ取ったのは8日に行われたシート打撃の第1打席。大瀬良の投じた外角に外れるカットボールを見送った。「大地(大瀬良)は『振ってくると思った』と言っていた。いい感じでボールを見れている。新井さんとの取り組みが、あの打席で出せた」と振り返った。

 ここまで9日間のキャンプを振り返り「継続することが大事。練習の中でもいいものが出てきている」と充実感を漂わせる。レギュラー奪取へ、若鯉の取り組みに迷いはない。

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