広島・塹江、初紅白戦で2回無失点 ピンチもメヒア投ゴロ
「広島紅白戦、白組0-8紅組」(13日、天福球場)
今キャンプ初めてとなる紅白戦が行われた。広島の塹江敦哉投手は、紅組の2番手として登板し、2回2安打無失点と好投した。
八回は、2死後から堂林に左中間突破の二塁打。バティスタへの四球で、さらにピンチを広げた。「ランナーを出しても慌てなかった。打者に集中できた」。メヒアを投ゴロに打ち取り、この回を無失点で切り抜けた。九回も庄司に中前打を許したものの磯村、上本を抑えた。
前日12日には、ドラフト2位・高橋昂(花咲徳栄)が1軍練習に参加。ブルペンで力強い球を投げ、周囲から注目を集めた。今年がプロ3年目。危機感は常にある。「高橋が入ってきた。自分も存在感をなくさないように頑張っていきたい」と誓いを新たにした。