菊池、侍の「環境作り」任せろ!チーム一丸へ初代表・広輔サポート
広島・菊池涼介内野手(26)は22日、宮崎県日南市の2軍キャンプ地・天福球場でチームメートの田中、鈴木らと汗を流した後、侍ジャパンの代表合宿に合流した。「みんなの力を一つにしてやっていくだけなので」。悲願の世界一奪取へ、何より強調したのはチーム一丸の重要性だ。
13年の台湾戦で代表デビューし、14年日米野球、昨秋も強化試合に出場した。すっかり侍ジャパン常連だ。顔なじみの選手も多い。今回は同僚の田中が初代表。「広輔がみんなとしゃべれるように環境作りをやっていくことも必要じゃないかと思う。顔が広い?顔だけはね(笑)」。チームに早く溶け込んで欲しいという思いからサポートを約束した。
もちろん自身の準備は万全だ。キャンプの実戦では本職の二塁だけでなく、三塁にも就いた。名手らしく動きは軽快。本番へ不安はない。「チームの連携をしっかりやって大会に備えたい」。菊池がチーム一丸ムードを高めていく。