加藤 次回登板を見据える「もっとフォアボール減らして」

 「広島4-1ヤクルト」(7日、マツダスタジアム)

 広島のドラフト1位・加藤拓也投手(22)=慶大=がプロ初登板初先発で初勝利を手にした。快挙達成は逃したが、九回1死までノーヒットノーランの快投を披露。「ほっとした。初めは緊張していました。何とか勝てるように最後まで投げたかったんですけど、勝ててよかったです」と笑みを浮かべた。

 4点リードの九回1死一塁。バレンティンに初球、真ん中に甘くなったフォークを左前に弾き返され、この試合初安打を許した。一、三塁となり、雄平に右前適時打を放たれ1点を失うと、交代が告げられた。

 8回1/3を投げて2安打1失点、7奪三振7四死球。「次はもっとフォアボール減らして、ヒットはもう少し打たれてもいいと思うんですけど、しっかり投げたいと思います」と次回登板を見据えた。

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