「巨人－広島」（１１日、東京ドーム）

　広島の先発・野村祐輔投手（２７）が５回４安打３失点（自責点２）で降板。低めに集めた粘り強い投球を披露した。

　初回、先頭の中井を中前打で出塁。だが、後続を抑え無失点に抑えた。三回は、２死三塁から味方の失策で先制点を献上。五回には、中井に２ランを被弾し３点目を失った。

　六回２死二、三塁で打席を迎えたところで代打・小窪が告げられ交代となった。

　この回に打線が爆発し、一挙６得点を奪い逆転に成功。勝利投手の権利を得て、六回からこの日出場選手登録されたへーゲンスにマウンドを託した。

　しかし、３点リードして登板したヘーゲンズは坂本勇に左前打を許し、阿部四球、続くマギーに左越え適時二塁打、亀井に右前適時打、そして重信に左前適時打を許し同点とされた。今季初登板のヘーゲンズは１死も奪うことができず降板した。