安部が好走塁で生還 タッチかいくぐり、左手で本塁に触れる
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「DeNA-広島」(28日、横浜スタジアム)
広島・安部友裕内野手の好走塁を披露した。
0-2の二回、1死一塁から石原の打球が右中間フェンスを直撃。一塁走者の安部は一気にスピードに乗ると、三塁を蹴り本塁へ。最後は滑り込み、捕手・戸柱のタッチを避けるように、左手で本塁を触った。
タイミングは完全なアウトだっただけに、ラミレス監督がベンチから飛び出してリプレイ検証を要求。だが、安部の左手はタッチよりも前にホームに触れており、判定通り、「セーフ」で試合が再開された。
DeNAの先発は右腕、ウィーランド。試合前まで3試合に登板し未勝利ながら防御率1・74と安定感がある新助っ人だ。
三塁コーチャーを務める河田コーチは「簡単には点が取れない。仕掛けていく」と話していたが、言葉通り、積極的な走塁が点に結びついた。