岡田、プロ初完封逃すも3勝目 緒方監督「ナイスピッチング」
「DeNA1-6広島」(29日、横浜スタジアム)
広島の岡田明丈投手が、プロ初となる完封勝利は逃したものの、8回6安打1失点で3勝目を手にした。
自慢の剛球を軸に、スライダーを織り交ぜた投球でDeNA打線をねじ伏せ、七回まで無失点投球。八回、先頭の代打・乙坂に許した二塁打から2死三塁とされると、石川に中前適時打を浴びた。球数が122球を数えたこともあり、この回を投げ終え交代を告げられた。
適時打を浴びた1球は、この日最速となる154キロの直球。「高さは良かったけど、コースが甘かった」と振り返った。
それでも先発として試合をつくり、チームトップの3勝目だ。緒方監督は「きょうは岡田。ナイスピッチングだった」とたたえた。