新井、竜倒で首位固めじゃ 今季対戦打率4割!相性バッチリ

 広島の新井貴浩内野手(40)が1日、2日から始まる中日との3連戦に闘志を燃やした。チームは4月を終え16勝10敗1分けの貯金6と首位に位置する。5月はこいのぼりが舞う鯉の季節。勢いを加速させ、勝利を重ねていく。

 開幕ダッシュに成功し、4月8日から首位を守り続ける。それでも新井は表情を引き締めた。シーズンは長く、山があり谷もある。「月が替わってもね。やることは変わりないから。一戦一戦を大事に戦っていくだけ」と言葉を紡いだ。

 5月戦線は本拠地から始まる。中日とは今季2カード目の対戦。敵地で戦った開幕2カード目では決勝打を放つなど、打率・400と好成績を残している。4月29日のDeNA戦(横浜)でバックスクリーンの電光掲示板を直撃する特大弾。翌30日も安打を放つなど、状態は上向きだ。

 40歳の体は若かりし頃と疲労の回復度合いが違い、疲れがないとは言えない。それでもグラウンドに立てば全身全霊を傾ける。チーム全体で共有する「つなぎの意識」。それを胸に勝利を目指していく。

 「中日はチーム状態が上がってきていると思う。しっかりと気を引き締めて臨みたい」。新井が首位をひた走るチームを5月も引っ張る。

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