西川、粘って起死回生の同点ソロ 本拠地1号で勝利を呼び込む
「広島8-7中日」(4日、マツダスタジアム)
広島の西川龍馬内野手(22)が八回、右翼席へ同点の2号ソロを放った。
6-7の八回、中日の4番手・三ツ間に追い込まれながら際どい球をファウルして粘った。「はっきりとしたボールがなく、そろそろ内の真っすぐが来るかなと思っていた」。読み通り、甘く入った11球目の直球をフルスイング。勢いよく打球は右翼席に吸い込まれた。
プロ2年目の若鯉は、4月30日・DeNA戦(横浜)でプロ初本塁打を放ったばかり。プロ1号は勝利に結びつかなかったが、本拠地1号は試合を振り出しに戻しに戻す起死回生の同点本塁打。その後、新井の決勝打を呼び込む価値ある一発だった。