安部 イケるぞ首位打者 出場10戦連続H 6連戦で規定打席到達も!

 広島の安部友裕内野手(27)が8日、連敗ストップに意欲を燃やした。出場10試合連続安打中で打率は・378。現在、99打席で規定打席にあと「3」足りないものの、順調に試合出場を重ねれば9日からの6連戦中にも到達する見込み。いきなり打率トップに躍り出る可能性もあり、そのバットでチームを救う。

 好調の要因は心理面の変化にある。昨季までは「全部、バットの芯に当てたいと思っていた」と振り返る。投手はさまざまな球種を操り、投球フォームも一定ではない。理想を求め過ぎるうちにタイミングが狂い、調子を落としていた。今季は東出打撃コーチの「詰まることを怖がらずに」という言葉を胸に刻むことで、スイングに迷いがなくなった。

 チームは前カードの阪神3連戦で3連敗を喫し、首位から陥落。9日からは5位・ヤクルトと敵地での3連戦に臨む。カード初戦は右腕ブキャナンが先発のため三塁でのスタメン出場が濃厚だ。この日は宿舎で静養に努めたが、初対戦に向け「最高の準備をして臨みたい」と闘志を燃やした。

 「まずは規定打席に乗せないと。打率は規定に到達しないと語るものではないですから」。6月で28歳になる、プロ10年目の今季が野球人生の「分岐点になる」と言い続けてきた。快音を響かせてチーム、そして自身も上昇気流に乗せる。

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