広島・岡田、自身初スライドで13日先発 中止に緒方監督「いい休養」
「広島-巨人」(12日、マツダスタジアム)
先発予定だった広島・岡田明丈投手が、自身プロ初となるスライドで13日の同カード先発を任された。この日の試合は降雨のため、18時22分に中止が発表された。
試合開始予定時刻の前には、ブルペンに入り30球弱を投げて遠投も実施、試合へ向けてのルーティンを全てこなしていた。ところが、中止が決まり、首脳陣から急きょ翌日のスライド登板を告げられた。
1年目の昨季に経験はなく、今回が初めて。岡田は体よりもメンタル面のコントロールに重点を置き「しっかりと気持ちを作りなおして頑張ります」と力を込めた。
畝投手コーチは「岡田に明日、行ってもらう。若いしね。しっかりと投げてほしい」と期待を寄せた。13日に先発予定だった九里は14日にまわる。
雨は、チームにとって恵みの雨になった。9~11日のヤクルト戦を終え、この日は東京から移動日なしの試合だった。5月に入り中継ぎ陣の登板機会が増え、野手陣も連戦から疲労がたまっていた。「中継ぎ陣だけじゃなく、野手も東京から移動してきている。いい休養になった。また明日から」と緒方監督。心身をリフレッシュさせて、巨人を迎え撃つ。