花マル!丸3安打 足でも魅せた! 頼れるチームリーダー 今季6度目の猛打賞
「広島8-1巨人」(14日、マツダスタジアム)
お立ち台こそ若手に譲ったが、広島・丸も立派な勝利の立役者だ。同点の六回、1死から中前打を放つと、続く鈴木の2球目にスタート。今季6個目の盗塁でチャンスを広げ、4番の2ランを呼び込んだ。
「(次の塁に)行ける準備はいつもしているので。準備の積み重ねですね」。サラリとした口ぶりが何とも頼もしい。3-1の七回は松山の適時二塁打で1点を加え、なお2死一、三塁できっちり中前適時打。リードを広げ「ランナーをかえせて良かったです!」と素直に喜んだ。
三回の中前打も含めて、この日の3安打はすべてセンター方向。「悪くはないと思うけど、たまたまです」。今季6度目の猛打賞も涼しい顔だ。若き4番の前で、チームリーダーが輝いている。