松山 連敗ストップへ積極打法 本拠地連勝でアウェーロードに勢いつける
広島の松山竜平外野手(31)が22日、休日返上でマツダスタジアムを訪れ、室内で打撃練習やストレッチなどを行った。チームは敵地で最下位・中日にまさかの3連敗。現状打破へ、積極的な打撃で活路を見いだす。
今季は28試合に出場し、打率・242。しかし“初球打ち”では打率・417とハイアベレージをマークする。「投手も初球はストライクが欲しいと思っている。簡単にストライクをあげるのではなく、振っていくことで相手に与えるイメージも変わってくる」と自らの考えを示した。
23日のヤクルト戦(マツダ)は「7番・左翼」での出場が濃厚。相手先発は今季初対戦となるブキャナンだが、すでに映像で確認済みだ。「縦に変化の大きいカーブがある。それだけでなく直球も頭に入れながら、出番があればしっかりと結果を残したい」と持ち味の積極性を出して攻めの姿勢を貫く。
本拠地での2連戦。これほど大きなアドバンテージはない。敵地では9勝14敗1分けだが、マツダスタジアムでは14勝5敗で勝率・737。「地元では勝てている。2連勝して、そこから敵地でのロードが続くので勢いをつけたい」。頼れる男が存在感を見せつけ、チームに勝利を運ぶ。