薮田が4勝目 今季初先発も6回無失点 緒方監督「次も行ってもらう」
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「交流戦、西武0-5広島」(30日、メットライフドーム)
今季初先発した広島・薮田が6回5安打無失点の好投で、4勝目を手にした。
「要所を抑えられたことが良かったです。とにかく3、4、5番の前にランナーをためないことを意識しました。いつも通りのピッチングをするだけだと思っていました」
直球は自己最速の156キロをマーク。ツーシーム、カットボールなどを交えて、スコアボードに「0」を並べ続けた。野村の離脱で巡ってきたチャンスに満点快投。緒方監督は「しっかりと投げてくれたのは大きかった。中継ぎで投げているときより余裕というか、窮屈さがなかった。先発の頭数が足りないので次も行ってもらう」と次回の先発起用を明言した。
次回は6月6日・日本ハム戦(札幌)の先発が有力。薮田は「今日と変わらず、自分のできることをやっていきたいと思います」と自然体で意気込んだ。