ソフトバンクは１６日、広島やダイエー（現ソフトバンク）に在籍し、２０００年のシドニー五輪にも出場したホークスジュニアアカデミー講師の河野昌人氏が、同日に虚血性心疾患のため逝去したことを発表した。３９歳だった。

　通夜は１７日午後６時、葬儀・告別式は１８日１２時３０分から、いずれも佐賀市東佐賀町６の２１、リバース典礼会館東佐賀で行われる。喪主は父義則氏。

　河野氏は１９９６年度ドラフト３位で広島に入団。同年はドラフト１位が沢崎俊和（現２軍コーチ）、２位は日米通算２００勝を達成した黒田博樹氏。河野氏は主に救援投手として活躍し、２０００年にはシドニー五輪日本代表にも選ばれた。０４年にダイエーに移籍し同年限りで引退。ホークスジュニアアカデミーの講師を務めていた。

　通算成績は１１０試合に登板、７勝１６敗１０セーブ、防御率５・８２。