「津田恒美記念館」広島にできる 賛同者募集開始
1993年に脳腫瘍のため32歳の若さで亡くなった元広島の津田恒美投手=登録名・恒実=の記念館が広島市内に作られることが18日、明らかになった。19日からFAAVOのクラウドファンディングで賛同者の募集を開始する。
昨年から津田氏の長男・大毅さん(28)が設立に向け奔走していた。当初は津田氏の故郷である山口県内に設立予定だったが、関係者らと話を進める中で「ファンのみなさんが触れる機会が少ない」(大毅さん)と、マツダスタジアム近くに候補地を絞った。
19日から賛同者を募り、返礼品として金額に応じて津田氏の現役時代のレプリカユニホームや現在のレプリカユニホーム、そして漫画家による津田氏のイラストを送る。現在も賛同してくれる漫画家を受け付けているという。
野球殿堂入りも果たした偉大な投手の記念館は「来年の命日くらいには」と18年7月20日を目標にオープンする。