安部、竜左腕撃ちで三塁スタメン定着じゃ!西川との併用に危機感

 広島の安部友裕内野手(28)が29日、三塁スタメン定着へ向け、左腕攻略に意気込んだ。30日からの中日戦はバルデス、小笠原が先発予定。対左投手の打率は・242ながら状態は上向きで、三塁での先発出場が濃厚だ。首脳陣にアピールして定位置をつかみ取る。

 同じ左打者・西川との併用が続く。この2試合で左投手を打ち崩すことができれば、首脳陣に強い印象を残すことができる。安部は「ヒット?それしか考えていない。結果を出さないと他に良い選手がいるので」と、危機感を募らせた。

 対右投手の打率が・325と高い一方で、左投手はグッと下がる。それでも27日のDeNA戦では本格派のドラフト1位・浜口(神奈川大)から右翼線を破る二塁打。タイミングの取り方やバットの出し方などを微調整することで、左腕を苦にしないスイングができはじめている。5月下旬には一時、打率でリーグトップに立った。左腕を克服できれば、さらなる首位固めに貢献できる。

 チームからの期待も大きく、昨季とは異なり終盤で代打を送られる場面は減った。安部自身も、それを強く自覚する。「使ってもらっているので、しっかりと内容、結果とも残さないといけない」。シーズンは折り返し目前。決意を新たに、グラウンドに立つ。

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