赤松、胃がんからの復活へキャッチボール再開
胃がんからの復帰を目指す広島の赤松真人外野手(34)が12日、廿日市市の大野練習場で術後、初めてキャッチボールを行った。11日からリハビリ組の3軍に合流しており、復活へ向けて着実に階段を上っている。
距離は10メートル。山なりで約30球、感覚を思い出すようにゆっくりと投げた。練習復帰から2日目でのキャッチボールに「何かとやりたくなってね」とにっこり。続けて「でも下半身がフラフラ」と白い歯をこぼした。
1月に摘出手術を受け半年が経過した。抗がん剤治療も終わり、今後は3軍で体力回復を最優先に体を動かしていく。「まずは、練習前にする20分のアップに耐えられる体にしないとね」と笑顔で前を見据えた。