広輔 “鯉キラー”巨人・田口に次は勝つ 敗戦も天敵追い詰めた

 「巨人4-3広島」(26日、京セラドーム大阪)

 敗れはしたが、天敵を土俵際まで追い詰めた。広島の1番田中が“田口キラー”ぶりを発揮。この夜は3打数1安打1打点。今季はこれで12打数6安打、対戦打率は5割ジャストだ。

 「(チームとして)しっかり対策して入れたのが良かったと思う。(自身は)相性もありますし、その中で自信を持って打席に入ることができている」

 初回の第1打席は6球目を打って二ゴロに倒れたが、1点を追う三回は2死から鮮やかに三遊間を破って、2番菊池の一時同点となる適時打につなげた。2-4の七回も会沢と代打新井の連打に続いて、きっちり左犠飛。1点差まで迫った。

 石井打撃コーチも左腕攻略に手応えを口にする。「前回完封されたピッチャーから3点を取った。初回からいい入りができている」とうなずいた。ただ、今季4度の対戦で1勝2敗。13勝4敗と巨人を圧倒する中、田口に苦戦していることも事実だ。

 田中は「苦手をつくらないということをチーム全体としてやっていかないといけない」と力を込める。石井コーチも「結果的に勝てていないことでそういう風に言われるんだろうけど。ロースコアで勝てる試合をつくりたい」と前を向いた。首位独走のチームに悲壮感はなし。次こそ若き左腕を返り討ちにする。

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