大瀬良、開幕8連勝は持ち越し 五回1死満塁は魂の投球で無失点
「広島3-4阪神」(2日、マツダスタジアム)
広島の先発・大瀬良大地投手(26)が6回4安打2失点(自責点1)で降板。勝ち負けはつかず開幕からの8連勝は次回登板に持ち越しとなった。
最大の危機は2-2の五回。突如制球を乱し、3四球で1死満塁を背負った。迎えた代打の伊藤隼を150キロ直球で空振り三振。続く鳥谷を左飛に抑え、無失点で切り抜けた。
六回は再び安定感を取り戻し三者凡退。その裏に打席を迎えたところで代打・西川が告げられ交代した。
「(五回は)少しフォームのバランスが崩れた。もう少し早く修正できないといけない。粘って何とかゼロで抑えることができたことはよかった」と反省し、次回登に向けて修正を行う。