M1の広島、勝ち越し許す

8回、ヤクルト・奥村展征の犠飛で勝ち越しの生還を許す広島・今村猛(奥)=マツダスタジアム(撮影・田中太一)
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 「広島-ヤクルト」(16日、マツダスタジアム)

 優勝マジック「1」でVに王手を懸けている広島が、同点で迎えた八回に勝ち越しを許した。

 この回から登板した3番手・今村が1死満塁のピンチを招くと、奥村に中堅への勝ち越し犠飛を打たれた。

 広島先発・薮田は六回2/3を4失点。四回に山田から適時二塁打、五回には中村に左翼へソロ本塁打を被弾。さらに、2点リードで迎えた七回には2死二、三塁から代打・大松に右前への2点同点打を打たれ試合を振り出しに戻されていた。

 広島は勝つか引き分けで連覇を達成。ソフトバンクは既にパ・リーグ優勝を決めており、セ・パ同時Vとなれば、58年10月2日に巨人と西鉄が決めて以来。

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