カープ優勝、広島地区で瞬間最高55・1% 地元も沸騰
プロ野球・広島カープが勝利し、37年ぶりリーグ連覇を果たした18日の阪神-広島戦(甲子園)の中継番組(RCC中国放送)の視聴率が、広島地区で平均35・9%、優勝決定などの時間帯に最高55・1%を記録したことが19日、分かった。
また広島が優勝マジックを「1」とし、26年ぶり本拠地胴上げに期待が集まった16日の広島-ヤクルト戦(マツダスタジアム)の中継番組(広島ホームテレビ)は、第1部で平均45・7%、第2部で48・8%を記録し、今年の広島戦中継のトップとなった。
この試合は広島が敗戦し、優勝は持ち越しとなったが、九回裏に広島が走者一、三塁のサヨナラ機を得た。視聴率は試合終了の時間帯に63・3%を記録した。
この2試合は、いずれもデーゲームで行われたが、休日昼間の時間帯に異例数字をマークした。
なお昨年9月10日に、広島が25年ぶり優勝を決めた巨人-広島戦(NHK総合)は平均60・3%、瞬間最高71・0%を記録していた。
(数字はビデオリサーチ日報調べ)