広島は清宮指名せず 長打力より機動力重視 広陵・中村や社会人指名か

 広島が、今秋のドラフト会議の目玉である早実・清宮幸太郎内野手(3年)を1位指名しないことが2日、わかった。

 この日、清宮サイドと各球団が面談を行うが、広島は不参加を決定。球団幹部は午前、取材に応じ「ものすごく良い選手だと思う。でも(面談に)行かないイコール(指名を)しないということ」と話した。清宮の長打力は大きな魅力だが、チームは代々、機動力がある選手を多く指名しており、今回も現場がそれを求めたという。

 1位候補には、今夏の甲子園で清原(PL学園)を抜く大会最多の6本塁打を放った地元・広陵・中村奨成捕手(3年)や即戦力投手のJR東日本・田嶋大樹投手、ヤマハ・鈴木博志投手、日立製作所・鈴木康平投手らの名前が挙がっている。

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