加藤、結婚! 剛球プロポーズ実った!!勝負の2年目へ正妻ゲット
広島のドラフト1位・加藤拓也投手(22)=慶大=が2日、婚約者と共に広島市の球団事務所を訪れ、結婚を報告した。お相手は1歳年上の一般女性で、来年1月に婚姻届を提出する予定。プロ1年目の今季は7試合の登板で1勝3敗、防御率4・70と不本意な成績に終わった。プロ2年目の飛躍へ決意を強くした。
山あり谷ありのプロ1年目をいつも近くで支えてもらった。勝負の2年目へ。加藤が最高の伴侶を得た。「結婚したから頑張るのではなく、頑張らないといけない。自分が活躍することが相手のためになる」。加藤らしい言い回しで決意を語った。
2年前に知人の紹介で知り合い、大学4年から付き合い始めた。昨秋、広島入団が決まると、彼女も今春から広島に引っ越した。結婚は自然な流れだった。プロポーズはサプライズの演出を交えつつ、「結婚してください」と剛腕らしいストレートな言葉で伝えた。
結婚の決め手は「自分に必要な方だと思ったので」とキッパリ。休日は映画観賞などでリラックス。価値観も似ており、料理は「どれもおいしいです」と照れ笑いを浮かべた。
レギュラーシーズンは前日1日に終了。ルーキーイヤーを終え「いろんな経験をさせてもらった。自分とプロの差、自分の現在地を知れた」と振り返る。4月7日・ヤクルト戦(マツダ)でプロ初登板初勝利。鮮烈デビューを飾りながら、その後はプロの壁にもぶつかった。
「目標の1年間ケガしないで戦うことはできたけど、課題はたくさんある。それを消化していきたい」。プロ1年目の経験を無駄にはしない。最愛の人のため、剛腕を開花させる。