今井、小野、多田ら戦力外 05年ドラフト組全員がユニホーム脱ぐ

戦力外通告を受け、うつむきながら報道陣の質問に応える広島・今井啓介=マツダスタジアム(撮影・吉澤敬太)
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 広島は4日、今井啓介投手、小野淳平投手、多田大輔捕手、育成・松浦耕大捕手の4選手と来季の契約を結ばないことを発表した。

 今井は05年度高校生ドラフト2位で中越高校から入団。今季は4試合に登板。0勝0敗、防御率5・40だった。通算は114試合に登板し8勝20敗1セーブ、防御率3・59。球団を訪れた今井は「去年1軍に上がれず(今年は)後悔しないようにやってきた。トライアウトは受けない方向で、プロとしての現役生活に一区切りつけようと思う」と話した。

 前日3日に梵英心内野手の退団が発表された。これで05年度ドラフトで入団した全選手が、カープのユニホームを脱ぐことになった。(鈴木将光、今井啓介、齊藤悠葵、相沢寿聡、梵英心、梅原伸亮、飯田宏行、中谷翼)

 小野は10年に巨人に入団。13年に青木高広とのトレードで加入した。今季は1軍の登板がなく、通算は70試合で4勝5敗、防御率4・33。「今年は仕事ができていない。2軍でも結果が出せなかった。悔しい思いはある。今後はトライアウトも考えているけど、昨日のきょうなので。まだ野球をしたいという気持ちもありますし、きっぱり諦めるということはない」と話した。

 多田は14年度ドラフト7位で鳴門渦潮高校から入団。3年間で1軍出場はなかった。「まだ現役にこだわっていきたい思いはある。やり尽くした感がないので、現役でやりたい」と話した。

 松浦は、14年度ドラフト育成1位でMSH医療専門学校から入団。「何とか1軍に上がってやりたかったけど。プロのレベルの高さを知った。今後は未定です」と話した。

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