野村、第2戦先発でカープを王手に導く 「やるべきことは変わりない」
「セCSファイナルS・第1戦、広島3-0DeNA」(18日、マツダスタジアム)
広島の野村祐輔投手(28)がCSファイナルS第2戦の先発に向け最後の調整。キャッチボールやダッシュなどで体を動かした。アドバンテージの1勝を含め、DeNAに2勝差として迎える一戦。勝利に導き、CSファイナルS突破に王手をかける。
負ければ後がなくなる短期決戦。「シーズンと違ったものとかもあると思う」と野村は言う。独特な雰囲気と高揚感。それでも最後には「やるべきことは変わりない。自分の力を出すだけです」と力を込めた。
昨季のCSファイナルS第2戦では、6回3安打無失点と責任を果たして救援陣へバトンをつないだ。今季は9勝。勝ち星では15勝した薮田には及ばなかったが、今季も安定感ある投球で連覇へと導いた右腕。集中力を高めマウンドに上がる。