野村でも大瀬良でも流れ変えられず…早目の継投が裏目に

 「セCSファイナルS・第5戦、広島3-9DeNA」(24日、マツダスタジアム)

 肩を落としながらベンチからグラウンドを見つめた。負ければ終戦という、土俵際まで追い込まれて迎えた大一番。広島・野村祐輔投手(28)は3回3失点と先発としての役割を果たせず、悔しさだけが残る最終登板となった。

 「力負けです。悔しい。日本シリーズに行って、日本一になりたかった」

 2-0の二回、1死から宮崎に左越えソロを被弾。1点リードの三回1死一塁では、桑原に左翼ポール直撃の逆転2ランを浴びた。5回を8安打4失点で敗戦投手となった第2戦のリベンジはならなかった。

 四回からマウンドに上がった2番手・大瀬良大地投手(25)も踏ん張れなかった。1点も許されない正念場だったが、2死から3連打を許して1点を加点された。

 五回も2死から失点。ロペスに左前打で出塁され、筒香にバックスクリーンへ2ランを被弾。宮崎にも中前打されたところで無念の降板。「流れを止めて、こっちに持ってこられる投球をしたかった。その役目ができずに申し訳ない」と唇をかみしめた。早めの継投策は奏功しなかった。

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