会沢、カープ新選手会長に就任 新井が太鼓判「引っ張っていく力ある」
広島・会沢翼捕手(29)が27日、新選手会長に就任した。この日は広島県廿日市市内の鷹の巣ゴルフクラブで行われた選手会ゴルフコンペに参加。リーグ3連覇を目指す来季、扇の要として、そして選手会長として、野手、投手、球団との懸け橋となり、チームを引っ張っていく。
秋晴れの空の下、会沢は仲間とラウンドを満喫した。自身のスコアには「ひどい…」と苦笑いだが、新選手会長就任の話題になると、すぐさま表情を引き締め、所信表明した。
「選手会長をやらせていただきます。小窪さんの意思を受け継いで、いいチームができるように取り組んでいきたい。身が引き締まる思い。しっかり頑張っていきたいです」
球団史上初のリーグ3連覇を目指す中、大役を担う。会沢は「うちの一番いいところはチーム一丸」と強調。捕手という立ち位置を生かし、投手、野手との懸け橋となりチームを支えていく。球団に対しても「言いにくいこともあるけど、言っていかないといけない」と自覚を示した。
今季は自己最多106試合に出場し、打率・275、6本塁打、35打点。初のベストナインを獲得した。三十路を迎える来季は「今年以上の成績を求めていかないといけない」と、さらなるレベルアップを見据える。
ベテランからもお墨付きをもらった。新井は「いいんじゃないかな。責任感が強いし、みんなをまとめて引っ張っていく力もある」と太鼓判。「何か協力できることがあれば、協力したい」とサポートを約束した。
新選手会長は「責任感も増してくる。チームが良くなるように、選手の味方でいたい」と力を込めた。ナインの結束をさらに強め、日本一をつかみ取る。