天谷、課題克服へ巨人・亀井から「代打の極意」学ぶ
広島・天谷宗一郎外野手(34)が8日、マツダスタジアムで自主トレを行った。年明けからは宮崎で巨人・亀井善行外野手(35)と合同自主トレする予定。来季1軍に生き残るため、代打打率・342を残した勝負師から「代打の極意」を学ぶ考えを明かした。
「打てないことには、生き残れない。亀井さんには、チャンスの場面でどういう意識で打席に入っているのか聞きたい。まだまだ自分の引き出しを増やしたいというのもある」
今季は56試合に出場し、起用は主に守備固めや代走。限られた中での打席では打率・189、代打打率は・278だった。明確となった課題。克服するために先輩の心得を聞き出し、力に変える。
来季で17年目。休んでいる暇はない。この日、ハワイ優勝旅行から一夜明けて一番乗りで球場を訪れ、ティー打撃やウエートで汗を流した。「来年はある程度、覚悟をもって臨む。若い選手にも負けないようにやっていきたい」と鍛錬の日々を過ごしている。