広島ドラ1中村奨成「カープの看板選手に」新入団会見で460人ファンに誓う

背番号22のユニホームに袖を通し笑顔を見せる広島ドラフト1位指名の中村奨成=広島市内のホテル(撮影・吉澤敬太)
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 広島が13日、広島市内のホテルで新入団選手発表記者会見を行った。会場には32倍の倍率を勝ち抜いたカープファン460人が参加し、歓声を送った。

 ドラフト1位の中村奨成捕手(18)=広陵=は「これだけたくさんのファンの方の前で開いていただいてありがたいです」と感謝を口にし、「(実感が)すごく沸いてきています」と目を輝かせた。 プロでの目標を聞かれると、「まずは新人王、最終的にはトリプルスリーや、誰も成し遂げていない記録を成し遂げたいです」と高い志を示した。

 今夏の甲子園では大会新記録の6本塁打。打撃の期待も大きく、「自分はアベレージヒッター。勝負強いバッティングをプロでも多く見せたい」とアピールした。捕手のこだわりも強く「小さいときからずっとキャッチャー、正捕手の座は渡したくないです」ときっぱり。あこがれは広陵のOBである巨人・小林。背番号22も同じで「モチベーションになります。カープの看板選手になりたいです」と力を込めた。

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