中村祐、マエケンから超一流を学ぶ カープの先輩と同じ施設で自主トレ予定

 広島・中村祐太投手(22)が21日、ドジャース・前田健太投手(29)との再会を心待ちにした。オフは同じ施設で自主トレを行う予定で、対面が実現すればシーズン中に感じた疑問をぶつける考えだ。プロ4年目の今季はプロ初勝利を含む5勝を記録。あこがれのマエケンから超一流の技術と考えを学び、来季の飛躍につなげる。

 中村祐は目を輝かせて、憧れの人との再会を待ちわびた。オフの自主トレ場所はマエケンと同じ東京都内の施設。来季のさらなる飛躍を目指し「機会があれば投球のことや、今年1年で感じたことを聞いてみたいです」と声を弾ませた。

 昨季までプロ未勝利。自主トレ中に顔を合わせる機会があっても「何を聞けばいいのか分からなかった」と振り返る。今年は違う。15試合に先発し、5勝4敗、防御率3・74を記録。1軍を経験したことで新たな疑問も湧いたという。

 自身と同じスライダーを武器とするマエケンは最高のお手本だ。配球はもちろん「追い込んでからどういう考えで投げているのか」を聞き出し、今後の成長につなげる考えだ。

 マエケンが中継ぎで奮闘したワールドシリーズも、マツダスタジアムのロッカーで毎試合チェック。「すごかった。154キロぐらい出ていた」と興奮気味に振り返った。

 今オフは体力強化をテーマにトレーニングに励んでおり、来季の目標は規定投球イニング到達。オフ期間もボールを握り、2月1日のキャンプインに照準を合わせている。「ずっと憧れだった」という先輩との対面はまもなく。超一流の技術を貪欲に学び、レベルアップをはかる。

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